【Android Studio】最新版!署名付きAPKファイルの作る方法
- 2018.08.08
- Android Studio

Androidアプリをリリースする場合、証明書付きをつけたAPKが必要になります。
作り方は特段難しくなく、簡単に作れるものですね。ただ、やってみないと分からないことも多いので、その作り方を説明していきます!
KeyStoreファイルの作成
最初にkeystoreファイルを作成します。難しく考えることはなく、こちらが署名だと思えばいいですね。
コマンド等で作成もできますが、Android Studioにて作成することもできます。今回はこちらの説明になります。
AndroidStudioのBuild -> Generate Signed APK を選択してください。
選択後はモジュールの選択ダイアログが表示されます。ここはNextをクリックしてください。
次にKeyStoreを指定するダイアログが表示されます。
ここでkeyStoreファイルの設定情報を登録することになります。
既に作成済みであれば選択するだけですが、今回は新規作成するケースを前提としてますので、「create new…」をクリックしてください。
Key Storeの作成ダイアログが表示されます。
こちらに必要な情報を設定することでKeyStoreファイルを作成することができます。
設定する内容はこちらの通り。
Key store path
作成するファイル名とPathを指定します。… をクリックして、保存先とファイル名を設定してください。拡張子は指定されていないようですが、「.jks」をつけるのが通例らしいです。
Password/Confirm
KeyStoreファイルのパスワードを設定します。
文字数、記号を含むなどの制限は無いようなので、任意のパスワードを設定してください。
Alias
正直なところ、Aliasを理解は曖昧ですね…
うまく説明できないです。このあたりが理解しやすかと思いますので、参照ください。
https://blog.aroundit.net/android-keystore-alias/
制限はないようですが、任意の英字を設定するのがベターです。
Password/Confirm
Alias用のパスワードを設定してください。文字数、記号を含むなどの制限は無いようなので、任意のパスワードを設定してください。
Validity
有効期間の設定になります。特に変更する必要はないでしょう。そのままで構いません。
Certificate
署名に登録する情報です。英単語から読み取れると思いますので、こちらも任意に入れてください。
- First and Last Name
- Organizational Unit
- Organization
- City or Localiity
- State or Province
- Country Code
OKを押すことで、KeyStoreファイルが作成されます。
署名を付けてアプリをビルドする
KeyStoreファイルが作成できたら、署名をつけてアプリをビルドすることができるようになります。
Build -> Generate Signed APK を選択してください。
KeyStoreを作成後は、作成した内容で設定済みとなっていると思います。
作成時に設定したKeyStoreのパスワードを入力して、Nextをクリックしてください。
以下のようなダイアログが表示されます。
こちらでBuildType、Flavor、SignatureVersionsを指定することができます。
BuildTypeとFlavorに関しては、build.gradleの設定次第のため、こうしてください!と言い切ることはできませんが、
おそらく大多数の皆さんは、
build typeには debug / release
Flavorには、dev / stage / production
が選択できるようになっていると思います。
こちらは、作成したい環境のものを選択してください。本番にリリースをするのであれば、release / productを選択することになるでしょう。
Signature Versions は、結論から言うと2つとも選択してください。
詳細な説明はこちらにありますので、参照いただければ理解はできると思います。
https://developer.android.com/about/versions/nougat/android-7.0.html#apk_signature_v2
以上の設定が終わりましたら、「Finish」をクリックしてください。アプリのビルドが開始されます。
作成後は、以下のようなダイアログが表示されます。
locateをクリックすると、Finderにて保存されているディレクトリが表示されます。
以上で、署名付きのAPKが作成されます!
慣れてしまえ簡単というか悩むことはないです。不安な場合は、繰り返し作ってみてください!
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